楽天グループの民泊事業会社「楽天LIFULL STAY」は4月15日までに、APAMANグループの民泊事業会社「グランドゥース」(本社:大阪府大阪市)を、運用代行パートナーに認定したことを発表した。民泊などの宿泊事業におけるパートナー認定で、既に契約も済ませているという。
具体的には、楽天LIFULL STAYに不動産の所有者から「固定収益型」の民泊運営についての問い合わせがあった際の紹介先に、今後はグランドゥースを加える形。楽天LIFULL STAYは「同分野のノウハウを持つ運用代行パートナーのグランドゥースを紹介先に加えることで、多様な不動産運用の需要に応える機会を拡充します」としている。
紹介を受けたグランドゥースはその後、不動産の所有者から物件を一括借り上げしてその物件の民泊運営を代行し、固定賃料を支払う。楽天LIFULL STAYは「固定賃料の支払いを通じて同不動産オーナーの安定収益を実現していきます」としている。
グランドゥースは2017年3月設立。代表取締役は柴田敬介氏と坂本正樹氏の両氏。2019年に入ってからは、初のホテルタイプの宿泊施設「Grandouce 関西空港」をオープンさせることや、大阪府内で新たに5棟の民泊施設を開業することなどを続々と発表している。