楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAYは4月18日、宿泊施設比較サイト「trivago」を運営する独トリバゴ社と、民泊事業における施設の連携を開始したことを発表した。
具体的には、楽天LIFULL STAYが運営する民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」の掲載物件が、trivagoでも検索できるようになるというもの。まず日本国内におけるtrivago利用者向けにサービス提供を開始するようで、「将来的には国外の利用者も対象とする予定」（報道発表）という。
trivagoは2012年にエクスペディアグループに買収され、現在は同グループの傘下にある。現在、世界における400以上の予約サイトなどと提携しており、日本でも米国人女優のナタリー・エモンズさんが登場するテレビCMでお馴染みになってきている。
楽天LIFULL STAY代表取締役の太田宗克氏は「連携により、まずは国内の旅行者へ、さらには世界各国・地域の旅行者に対して幅広い宿泊の選択肢を提供していく」と強調。さらには「国内旅行をより一層楽しむための宿泊施設の開発を通じて、訪日需要のさらなる拡大を目指してまいります」としている。
