パソナJOB HUBとAirbnb、提携覚書 都市部の人材に「地方の仕事」と「地方の滞在先」をセット提供

パソナグループの株式会社パソナJOB HUB(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:森本宏一)と、民泊世界大手Airbnbの日本法人Airbnb Japan(本社:東京都新宿区/代表取締役:田邉泰之)が4月22日、包括的業務提携に関する覚書を締結した。

発表によれば、「旅するように『はたらく』」というキャッチフレーズでパソナJOB HUB社が2019年3月から運営しているタレントシェアサービス「JOB HUB TRAVEL」において協業する。

このJOB HUB TRAVELでは、都市部の人材と地方の中小企業をつなげることで、フリーランスへの仕事提供や複業の支援、関係人口の創出などに取り組んでおり、Airbnbとの協業では、Airbnb側は地方における滞在先の情報を提供するという役割を果たすようだ。

報道発表では、宮城県丸森町における具体例として、下記を挙げている。
・仕事内容/自社製品の販路拡大に向けたマーケティング業務
・滞在先/地元で取れた野菜を使った郷土料理が楽しめる民泊施設

パソナJOB HUBの森本宏一社長は「提携により、「仕事と旅」という新しい組み合わせの価値を提供できると考えている」、Airbnb Japanの田邉社長は「(提携を通じて)JOB HUB TRAVELERの多様な働き方を可能にするとともに、地方での関係人口の創出に努めてまいります」としている。