米ウォール・ストリート・ジャーナルなどは4月30日までに、世界最大のホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」が民泊事業に参入することを報じた。
ホテルチェーンの民泊参入は既に仏アコーや米ハイヤットも行っているが、マリオットの民泊事業は他社の規模をはるかに凌ぐものである可能性が高いとされている。
報道などによると、マリオットは自社運営の民泊施設と今後立ち上げる民泊予約プラットフォームを民泊事業の柱とし、先行する米Airbnbに対抗する。
Airbnbに対抗する予約プラットフォームを立ち上げるのであれば、自社物件以外の民泊施設に広く掲載を呼び掛けていく可能性もある。
民泊施設の運営については既に欧州で始めており、パリやロンドン、ローマなどの欧州各都市で計400施設近くを手掛けているという。米国における計画も早ければ来月にも公表される可能性があるという。
マリオットは現在世界で130万室を有し、Airbnbは500万室近いリスティングを有していると言われている。