ユニコーンAirbnb、IPO「2019年後半」 チェスキーCEOが見方示す

民泊仲介世界最大手Airbnbのブライアン・チェスキー最高経営責任者(CEO)は5月3日までに、新規株式公開(IPO)の実施が今年後半になるとの見方を示した。米経済テレビ局CNBCの取材に答える形で語った。

AirbnbのIPOは元々2019年中に行われると思われていたが、4月に共同創業者のネイサン・ブレチャーチャイク氏が2019年中に行われるかは決まっていないという旨の発言をしており、実施時期に再度注目が集まっていた。

Airbnbはユニコーン(企業価値が10億ドル以上の非上場企業)だ。米調査会社CBインサイツによると、同社の企業価値は現在293億ドル(約3兆3000億円)で、ユニコーンの中では世界で第6位につけている。

今年はアメリカでユニコーンの上場が相次ぐ年となっており、既に上場したライドシェア準大手Lyftに加え、最大手Uberも5月に上場する。

▼世界ユニコーンランキング(TOP20社)
Toutiao(750億ドル・中国)
Uber (720億ドル・米国)
Didi Chuxing(560億ドル・中国)
WeWork(470億ドル・米国)
JUUL Labs(380億ドル・米国)
Airbnb(293億ドル・米国)
Stripe(225億ドル・米国)
SpaceX(18.5億ドル・米国)
Epic Games(150億ドル・米国)
GrabTaxi(140億ドル・シンガポール)
Bitmain Technologies(120億ドル・中国)
Samumed(120億ドル・米国)
Palantir Technologies(110億ドル・米国)
Global Switch(110億ドル・イギリス)
Infor(100億ドル・米国)
DJI Innovations(100億ドル・中国)
One97 Communications (100億ドル・インド)
Go-Jek (100億ドル・インドネシア)
Coupang(90億ドル・韓国)
Guazi(90億ドル・中国)