2019年後半のIPO（新規株式公開）を目指している民泊仲介世界大手の米Airbnbからは、最近、人事に関する発表が目立つ。先日は「最高トラスト責任者（CTO）」の新ポストが発表されたが、5月16日には2人目の女性役員が誕生したことも明らかにされた。
2人目の女性役員となったのは、アップルの元上級副社長（小売担当）のアンジェラ・アーレンツ（Angela Ahrendts）氏だ。Airbnbにおける初めての女性役員はDisneyの元役員のアン・メイサー氏で、アーレンツ氏はこれに続くものとなった。
アーレンツ氏は2016年に米経済誌フォーブスの「世界で最もパワフルな女性100人」で15位に選出されるなど、アメリカにおける敏腕ビジネスウーマンの一人だ。高級ファッションブランド「バーバリー」でCEO（最高経営責任者）を約8年間務めていた経験も持つ。
アップル社での年俸は一時期100億円近くに上っていたとされる。Airbnbは一体いくらを払うのか？
