撤退太郎、立上花子の次は「隙間スイッチ」 空室を借り上げ民泊運用 スイッチエンターテイメント社

「撤退太郎」などのサービスで知られるスイッチエンターテイメント株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役:川田雄大)は5月20日、不動産の空いた隙間期間を短期的に借り上げ、民泊運用で有効活用するサービス「隙間スイッチ」の提供を開始したと発表した。

発表によれば、さまざまな理由で空いてしまった空室を同社が家賃を支払って不動産オーナーから借り上げ、民泊運用で有効活用するというサービスだ。例えば立ち退かない住人がいるためマンションが取り壊せず、空室になったままの部屋がある場合などに適したサービスだ。

スイッチエンターテイメント社は民泊物件向けの部屋退去サービス「撤退太郎」と立ち上げサービス「立上花子」を自社で提供していることから、家具や家電を豊富に所有し、短期的な部屋の設置と撤収にも対応しやすい強みがあり、今回の新サービスを展開に結びついた。

対応エリアは東京23区内だが、立地によっては23区外でも可能なケースもある。同社は報道発表で「住宅宿泊事業法には用途地域と消防設備の問題があるため、対象物件は限られてしまいますが、徐々にこのサービスを業界に浸透させていきたいと考えています」としている。

隙間スイッチの公式サイトは「http://sukima-swwitch.jp」。

撤退太郎が始める民泊撤退サービスの決定版【民泊フロントランナー#1】