2階建ての「ロンドンバス」を改造して無料ホテルにしてしまおう——というクラウドファンディング(CF)のプロジェクトが、いま資金調達の真っ最中だ。6月下旬にロンドンバスが船便で日本に到着し、改修を経て9月にはオープンさせる予定だという。
プロジェクトは「日本初!?ロンドンバスを改装した無料◯◯◯を石川県に作ります」というもので、CFサイトの「Ready for」に登録してあるものだ。目標金額は100万円とされている。
取り組むのは、石川県白山市出身の世戸勇樹さん37歳。現在はログハウスホテル「WOODDY」のオーナーとして宿泊事業を展開しており、新たな宿泊施設として「ロンドンバスホテル」をスタートさせる計画のようだ。
宿泊費をゲストから受け取らないようにすることが特徴の一つで、プロジェクトページでは「ロンドンバスの広大な車体に広告を掲載し、企業からの広告宣伝費で運営していく予定ですので、宿泊者様からは一切の代金はいただきません」と説明されている。
無料という形態を選んだ背景として世戸さんは、日本の法律では車両を使った宿泊施設は営業許可が下りない可能性があったことに触れ、「無許可で営業をするわけにはいきませんので、お客様から金銭をいただかない形であれば、許可は不要になると確認しました」としている。
詳しい内容は下記プロジェクトページから確認できる。
https://readyfor.jp/projects/londonbuswooddy