楽天コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都世田谷区/代表取締役会長兼社長:平井康文)は6月25日、宿泊事業者向けの新サービスとして、ゲストが書いた宿泊者カードや外国人旅行者のパスポート情報をクラウド上で保管・管理できる「eレジカ」の提供をスタートした。
新サービスは、カメラを搭載した専用のタブレット端末で宿泊者カードやパスポートのコピーを撮影し、画像データとしてクラウド上に保存していくという仕組みだ。保存した画像の日付検索も可能で、同社は「宿泊者情報の管理業務にかかる時間を短縮することができるようになります」としている。
同社はeレジカの主な特徴として、下記の3点を掲げている。
- 楽天グループのセキュリティ水準を保つクラウドで宿泊者カードおよびパスポートのコピーを安全に管理
- ペーパーレス化により保管コストの削減・省資源化に
- 使いやすい管理画面で、知りたい情報にすぐにアクセス可能
eレジカで使用する専用タブレット端末は、買取の場合は4万9800円、レンタルの場合は月2400円。このほか、「管理ツール利用料」が月2980円、オプションである「機器保守」は月800円。
同社はeレジカのサービス開発においては、2018年2月から展開している民泊運営支援サービス「あんしんステイIoT」で得られた知見を生かしたことを説明しており、「宿泊事業者の業務効率化および生産性の向上を実現する高品質なサービスを開発してまいります」としている。