Airbnbと熊本県、イベント民泊のホスト家庭募集でタッグ 9月下旬〜10月中旬、ラグビーW杯などに備え

民泊仲介世界大手Airbnbと熊本県がタッグを組んだ。両者は7月5日、イベント民泊でホームステイに協力してくれるホストを募るために、「熊本県イベントホームステイ・プロモーションキャンペーン」を合同開催すると発表した。

ちなみにイベント民泊について観光庁は下記の通り説明している。
==以下引用====
イベント民泊とは、「ⅰ) 年数回程度(1 回当たり 2~3 日程度)のイベント開催時であって、ii) 宿泊施設の不足が見込まれることにより、iii) 開催地の自治体の要請等により自宅を提供するような公共性の高いもの」について、「旅館業」に該当しないものとして取り扱い、自宅提供者において、旅館業法に基づく営業許可なく、宿泊サービスを提供することを可能とするものです。(観光庁観光産業課:イベント民泊ガイドラインの改訂について

対象となるイベントは「祭りアイランド九州」(9月28日~29日)と「ラグビーワールドカップ」(10月6日、13日)で、実施エリアは熊本市近郊(熊本市、宇土市、宇城市、御船町、嘉島町、益城町、合志市、菊陽町など)とされている。実施期間はイベントの開催期間に合わせ、9月27〜30日、10月5〜7日、10月12〜14日とされている。

イベント民泊はまず多くのホストファミリーが自宅の提供を申し出てくれることが第一歩だ。発表によれば、ホームステイ開業のための支援セミナーを実施するほか、協力してくれた家庭にはノベルティなどを詰めた「熊本おもてなしキット福袋」を贈呈(先着312家庭)するようだ。

Airbnbは「Airbnbのリスティングをご利用頂いた場合、対象金額のうち3.12%を熊本県に寄付させて頂く予定です」としている。「3.12%」という数字は、熊本県の人気キャラクター「くまモン」の誕生日である3月12日にちなんだものだという。