
先々週に民泊大学でも紹介したが、兵庫県丹波市における支所庁舎のホテル化計画(市が投じる予算は1億9000万円)に関する条例案が特別委員会で可決されたあと、7月20日に市議会の臨時会で議論され、最終的に否決される結果となった。
条例案の名称は「丹波市立旧柏原町役場庁舎条例」。神戸新聞の報道によれば。賛成は9票、反対は10票という僅差だった。高級ホテルで社長を務めた経験がある谷口進一市長は、再挑戦への思いをにじませるコメントをしている。
丹波新聞の報道によれば、反対派の議員からは、公費を使って市庁舎をホテル化するよりも周辺の古民家を活用した方が良いのでは、これまで計画の見直しが何度もあり信頼を失っている、といった趣旨の意見が挙がったようだ。
また賛成派からは、支所庁舎のホテル化計画が市を活性化させる起爆剤になるのでは、などという意見が挙がったようだ。