「ホームステイ型民泊」特化の予約サイトOneHomes、9月上旬に公開へ スタートアップのSenlimo社が運営、ホスト手数料0%

出典:OneHomes公式サイト

スタートアップ企業の株式会社Senlimo(本社:東京都小平市)は、ホームステイ専門の予約サイト「OneHomes」を9月上旬ごろに公開する予定だ。公式サイトによれば、まず対象を関東圏に限定してサイトを公開し、10月には掲載対象を日本全国に拡大するという。

住宅宿泊事業法(民泊新法)では家主不在型の民泊施設もあるが、同社が開設するサイトでは「ホームステイ型民泊」に特化する。同社はこのホームステイ型民泊について、「ホストファミリーが同じ住宅内または近隣の住宅に住んでいて、ゲストと日常的にコミュニケーションできる」(報道発表)タイプと説明している。

またサイト開設時は、旅館業法や特区民泊の枠組みで運営されている施設は取り扱いができないという。ただ「今後の取り扱い予定については、問い合わせフォームよりご連絡ください」としており、将来的には対応することも視野に入っているとみられる。

ホスト側は手数料が全て無料で、ゲスト側から宿泊料金にサービス利用料(20%)を上乗せして受け取る形式をとる。また、旅行代金の合計額が税抜で1万円以上の場合、サービス手数料の2%が自然災害などの被災地支援に充てられるという。

OneHomesは住宅宿泊仲介業の登録を済ませており、ホストファミリー登録の受付も開始している。詳しくは「公式サイト」から。