民泊最大手Airbnb、9月30日にAPIのセキュリティ要件変更 非公式API利用サービス「大半の利用が困難に」

民泊仲介世界大手の米Airbnbは7月30日までに、登録ホストに対し、外部連携API対応ソフトウェアに関する確認のお知らせを「【重要】」タグをつけて送付している。

そのお知らせによれば、9月30日にAPIのセキュリティ要件が変更され、非公式APIを利用したサービスについては、「大半の利用が困難となることが予想されます」と説明している。

その理由については「改善・強化された認証方法と合致しない『非公式API』に接続することはAirbnbの利用規約に違反するとともに、ホストのみなさまの安心・安全の確保が難しくなるからです」としている。

Airbnbは上記のことから、各ホストに対し、利用中の外部サービスがAirbnb公式APIを利用したサービスであるかを、サービスの提供者に連絡するなどして確認してほしい、と呼び掛けている。

Airbnbによれば、「Airbnb公式API」に接続している日本国内のサービス提供会社は下記の通り。

▼管理システム 
AirHost (合同会社エアホスト)
m2m Systems(matsuri technologies株式会社)
CloudPMS(株式会社エアトリステイ)
suitebook(株式会社SQUEEZE)
民泊ダッシュボード(メトロエンジン株式会社)
Zens app (Zens株式会社)

▼サイトコントローラー
TEMAIRAZU(手間いらず株式会社)
ねっぱん!(株式会社クリップス)
らく通with(鉄道情報システム株式会社)

▼OTA
らくだ倶楽部(株式会社らくだ倶楽部)
Relux(株式会社Loco Partners)