チャプターエイト、民泊向け「ABCチェックイン」事業をエイジィ社に譲渡

民泊大学の運営会社である株式会社チャプターエイト(本社:東京都渋谷区、代表取締役:高野勇斗)は8月1日、タブレット端末向けの民泊セルフチェックインアプリ「ABCチェックイン」の事業譲渡について報道発表を行った。

事業譲渡先はxxx株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:高田圭)=呼称:エイジィ株式会社=で、譲渡契約は7月31日付。同事業の移管日は8月1日。

xxx社は自社でセルフチェックインシステム「minpakuIN」を開発しており、今後は小規模事業者向けにABCチェックインを、主に大規模事業者向けにminpakuINを提案していく方針。minpakuINとABCチェックインの合計導入施設数は、8月1日時点で約1600戸。

チャプターエイトは2017年6月、住宅宿泊事業法(民泊新法)の成立でチェックイン要件が定まったことを受け、同アプリの開発を本格的にスタートした。その後、民泊新法が施行される2018年6月に合わせてサービスの提供を正式に開始し、現在では民泊施設や旅館業法の枠組みで運営される宿泊施設などで広く導入されている。

チャプターエイトは今回の事業譲渡を通じ、民泊大学の運営や宿泊施設運営者向けイベント「民泊カンファレンス」の開催に一層力を入れ、より中立的な立場から民泊業界の発展に貢献していく考え。