東京オリンピックが2020年7月24日から8月9日にかけて開催されるが、この時期の民泊施設の宿泊料金を検索すると、衝撃を受ける人は少なくないはずだ。
仮に民泊仲介世界最大手のAirbnbにおいて、開催期間前後1カ月(2020年7月20日〜2020年8月19日)で大人2人で「新宿区」で検索すると「価格:¥ 10,319,039 /月」「価格:¥ 9,726,114 /月」と1000万円級の民泊施設が複数出てくる。民泊に超絶バブルが到来か!?
上記の条件で検索した場合、全ての民泊施設が1000万円級の価格設定になっているわけではないが、大人2人の滞在で1カ月100万〜200万円の宿泊費用となる施設はかなりの数がある。
Airbnb上では「ひと月あたりの平均料金は¥ 2,583,821です」と表示され、今年の同時期の1カ月の平均価格は約40万円程度のため、相場が6倍以上に跳ね上がっていることが分かる。
背景にあるのはホテルや旅館の客室不足だ。大会関係者が既に多くの部屋を押さえている(※報道などによると、その数4万6000室)という状況もあり、オリンピックのチケットが当たったのに宿泊施設が予約できないという人も続出しているようだ。

ツイッターでもこうした価格設定について話題になっている。
「新大久保エリアはオリンピック期間中の民泊がえらいことになってますよ」と言われたので調べてみると、2020年8月1日~31日、ゲスト6人という条件だと500万円/月くらいが一番多い。1000万円超の物件も2つ出てきてビックリ。ゲスト4人にすると200万円くらいのも出てくるけど。 pic.twitter.com/XfZMQNaOcE
— araichuu 日曜西し02b (@araichuu) July 31, 2019