村主導で作り始めた感動の分散型古民家ホテル、いよいよ開業 「NIPPONIA 小菅 源流の村」

地域全体を一つの宿に見立てる分散型古民家ホテル「NIPPONIA 小菅 源流の村」が、8月17日に山梨県小菅村で開業する。

村役場が主導して株式会社EDGE(代表取締役:嶋田俊平)を設立し、同社と同村が共同で取り組んでいるプロジェクトで、まず第1弾として、築150年以上の地元名士の邸宅を改修した「OHYA棟(細川邸)」(客室4室)をオープンする。2020年5月には新たに古民家2棟も追加で開業させる予定。

小菅村は東京の都心からクルマで約2時間の距離にある。かつては養蚕業や農林業で栄えたが、いまではピーク時の3分の1、700人まで人口が減っている。発表によれば、空き家も70〜100軒ほどあるという。

「NIPPONIA 小菅 源流の村」は「700人の村が一つのホテルに。」をコンセプトにしている。運営スタッフ全員が村人で、OHYA棟(細川邸)のレストランで提供する料理に使われている食材も、ほとんどが地元産だという。