民泊最大手の米Airbnbが、石川県小松市滝ケ原町のホストについて紹介している。バックパッカーとして世界を旅行し、4年前に日本に帰国したあと滝ケ原町に移住した諒さんだ。
人口170人という滝ケ原町で、諒さんは築80年の石蔵を改装した「TAKIGAHARA HOUSE」(https://takigaharafarm.com/)というリスティングを2018年6月から運営し、ゲストの受け入れを続けている。現在のステータスはスーパーホスト。
▼Airbnb上のページ
https://www.airbnb.jp/rooms/25519449
「海外を旅行している間、いろんな人のお世話になった。宿に泊めてくれる人との出会いは今でも忘れられない」という思いから運営を始めたという。
Airbnbの紹介ページでは「僕にとってホストであるっていうことは、ゲストを迎え入れるということ。(町の人や僕の仲間と)つなげるっていうこと」とも語っている。
現在、日本の人口は減っているが、一方で海外に住む日本人は増えている。旅行などで海外に出国する日本人も一時期よりは伸び率は落ち着いているものの、増加傾向が続いている。JTB総合研究所によれば、2019年6月は前年同月比7.0%増の1,521,000人が海外に出国した。
そんな中、海外から戻って日本でゲストの受け入れを始めたいという人は今後も増えてくるはずだ。そんなとき、民泊を開業することが一つの選択肢となる。諒さんのようなAirbnbホストの誕生が今後も楽しみだ。