楽天の「あんしんステイIoT」、グランドゥース運営の民泊・宿泊施設に順次導入開始

楽天コミュニケーションズ株式会社と民泊を含む宿泊施設の運営代行サービスを提供する株式会社グランドゥース(本社:大阪府大阪市)は9月4日、連名で報道発表をおこなった。楽天コミュニケーションズが提供している民泊運営支援サービス「あんしんステイIoT」を、グランドゥースが運営施設に順次導入を開始するという内容だ。

「あんしんステイIoT」は民泊・宿泊に関する業務を効率化するために楽天コミュニケーションズが開発しているIoTサービス。施設オーナー向けに提供されており、ゲストの個人情報の管理や施設の稼働状況の確認、宿泊客とのメッセージ履歴の一元管理などが可能となっている。

既にあんしんステイIoTはグランドゥース社が運営している「グランドゥース道頓堀Ⅱ」で先行導入されており、これからグランドゥース社が開業する全施設でも導入を進めていくほか、全国で既に展開する792施設でも順次導入していく方向性のようだ。

楽天コミュニケーションズは楽天グループのICT事業会社。グランドゥースは楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAYとも、民泊などの宿泊事業を行う運用代行パートナーとして契約を締結したことを2019年4月に発表している。