民泊最大手Airbnb、IPOを2020年に見送り 第2四半期売上は10億ドル突破

2019年後半にIPO(新規株式公開)を実施するとされていた民泊仲介世界最大手の米Airbnbが、予定を来年に見送ることが明らかになった。米ロイター通信が報じた。

AirbnbのIPOの時期を巡っては、これまで共同創業者のネイサン・ブレチャーチャイク氏やブライアン・チェスキー最高経営責任者(CEO)が日程について度々発言しており、実施時期に注目が集まっていた。

米調査会社のCBインサイツが公表しているユニコーンリスト(https://www.cbinsights.com/research-unicorn-companies)によれば、Airbnbの企業価値は293億ドル(約3兆1000億円)で、ユニコーン(企業価値が10億ドル以上の非公開企業)の中では世界6位となっている。

このほどAirbnbが発表(https://press.airbnb.com/update-on-the-airbnb-community/)した第2四半期の売上高は10億ドル(約1080億円)を突破しており、Airbnbの上場は2020年の注目案件となることは確実だ。

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ユニコーンAirbnb、IPO「2019年後半」 チェスキーCEOが見方示す