民泊仲介世界最大手の米Airbnbはこのほど、環境保護活動を行う米NGO「オーシャン・コンサーバンシー」とともに、「南極研究の旅」を共催すると発表した。現在、この旅を通じて南極調査隊に参加するボランティア5人を募集している。応募〆切は10月8日。
この旅はAirbnbが展開する「サバティカルプログラム」の一環で、今年実施した地方再生プロジェクト「イタリア、サバティカル休暇の旅」に続くシリーズ第2弾という位置付け。同プログラムについてAirbnbは「キャリアの小休止の間に社会や自身に変化をもたらすことを喚起する」ものと説明している。
今回の南極研究の旅では、マイクロプラスチック汚染の有無を確認する科学探査に参加者は同行することになる。探査の隊長は環境について研究するKirstie Jones-Williams氏で、第1〜2週は「チリでの訓練」、第3週は「南極での研究」、第4週が「調査結果の準備(チリ)」という日程だという。
申込は「https://www.airbnb.jp/d/applypage」から可能だ。Kirstie Jones-Williams氏は「任務にひたむきに取り組み、帰国後も見聞きしたことを世界中に広めてくれる、やる気溢れる人を待っています」とメッセージを送っている。