「日本酒まみれ」をテーマとしたユニークな体験型民泊が、大阪で登場した。その名も「SAKEHOUSE」。無人でお酒を販売を実現する「酒ボックス」などを置いているほか、大阪の酒造3社などを巡る「酒造ツアー」も実施するという。
この民泊を運営しているのはFURUEL株式会社(本社:大阪府大阪市/代表取締役:福本拓磨)。既にほかにも「CYCLESTAY」や「GOEMON」などの民泊ブランドを展開しており、今回のSAKEHOUSEでは12月と来年2月にも新たな施設をオープンするという。
SAKEHOUSEをオープンするきっかけとなったのが、同社の学生インターンたちによる取り組み。「民泊と日本酒で何かできないか」と考えて日本酒部を結成し、複数の酒造と提携するなどして開業まで至ったという。日本酒ファンを増やし、日本酒業界を盛り上げることなどをねらう。
無人で酒を販売を実現する酒ボックスでは、複数のタイプの日本酒を用意し、それぞれと一番合う「缶つま(缶詰を使った酒のつまみ)」をセットにして販売している。酒造ツアーでは酒蔵3社のほか、白鹿記念酒造博物館にも出向く。民泊施設内にはさまざまな酒器が宿泊者向けに置いてあることも特徴だ。
SAKEHOUSEの定員は9人で、テラス付きの3階建てとなっている(https://www.airbnb.jp/rooms/39399314)。