民泊事業などを手掛ける株式会社グランドゥース(本社:大阪府大阪市/代表取締役社長:柴田敬介)は11月28日、荷物預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を提供するecbo株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:工藤慎一)との業務提携を発表した。
業務提携の内容は、グランドゥース運営の宿泊施設の予約者にecbo cloakの店舗を案内するというもの。グランドゥースが運営する宿泊施設数は全国で820室に上り、ゲストが各地で荷物預かりサービスを利用しやすくすることで、観光や出張などにおける利便性を高めることにつなげる。
民泊施設ではホテルとは異なり、荷物預かりに対応できない施設も多い。こうした中でグランドゥース側は荷物預かりに関するニーズに対応するため、今回の業務提携に至ったようだ。報道発表では「宿泊客の満足度向上はもちろん、身軽になることにより観光など行動の幅を広げていただくことを期待します」としている。
ecbo cloakは2017年1月から荷物預かりサービスの提供を開始している。荷物を預かるスペースがある店舗や美容院、郵便局、駅構内などがecbo cloakのサービス拠点として登録されており、既にサービス拠点は全国で1000以上に上っているという。