楽天グループの民泊部門である楽天LIFULL STAY株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役:太田宗克)は12月2日までに、同社が運営する宿泊・民泊予約サイト「Vacation STAY」が、予約サイトコントローラー「TEMAIRAZU」とシステム連携したと発表した。
TEMAIRAZUは手間いらず株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:渡邉哲男)が手掛ける予約サイトコントローラーだ。予約サイトコントローラーは複数の宿泊サイトの情報を一元的に管理できるシステムで、複数サイトで予約を受け付けるときに便利なものとして知られる。
今回、Vacation STAYがTEMAIRAZUが連携することで、TEMAIRAZU上でVacation STAYの登録物件の在庫や料金、予約情報等を一括管理できるようになる。
楽天LIFULL STAYは報道発表で「販売経路を拡大することができます」と説明した上で、「両社は今後も、宿泊・民泊施設オーナーのさらなる販売経路の拡大と業務効率向上を図るとともに、日本における旅行市場の発展に寄与してまいります」としている。
Vacation STAYは住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行した2018年6月に開設され、今年6月時点での登録施設数は1万2000件を突破している。