航空会社大手のANAホールディングス(HD)が、旅行中に不在となる自宅で民泊を受け入れる仕組みを構築することで、旅行代金を実質無料にするというサービスを検討しているようだ。12月5日までに報じられている。
確かに出張や家族旅行でどこかに出掛けるときは自宅が空く。その期間、その空間を簡単に有効利用できる仕組みを作ることができれば、旅行者にとっては旅行の負担を減らすことにつながる。まさにシェアリングエコノミー(共有経済)的な仕組みだ。
ANAホールディングスはこの仕組みをどこかの民泊事業者と提携して構築するようだ。ではどこの民泊事業者と提携して構築するのか。
ANAはこれまでに民泊仲介世界最大手のAirbnb(エアビーアンドビー)と過去に提携しており、提携先がAirbnbであることも十分に考えられる。また国内事業者であり民泊領域も手掛ける楽天グループや百戦錬磨なども考えられる。1社ではなく、複数の民泊事業者との提携も考えられる。
今後の発表が気になるところだ。