定額制住み放題サービスを手掛ける株式会社KabuK Style(本社:長崎県長崎市/代表取締役:砂⽥憲治/⼤瀬良亮)はこのほど、NECキャピタルソリューションと資本業務提携契約を締結したことを発表した。
資本業務提携は、KabuK Styleが展開する定額制住み放題サービス「HafH(ハフ)」におけるColiving施設の拡充加速が目的だ。具体的な提携の内容としては下記の3点が説明されている。
- KabuKが企画、開発するColiving施設について、NECキャピタルは⾦融⾯でのサポート(融資、出資、資産の流動化、地域⾦融機関との協調ファイナンス等)を検討する
- KabuKが運営する、宿泊、飲⾷事業、NECキャピタルの行う観光に関連する宿泊及び飲食事業について互いに包括的に協働する
- 観光を起点とする地域活性化に向けたNECキャピタルの取り組みについて、KabuKは事業展開を加速するためのサポートを検討する
KabuK Style側が報道発表で「今回の提携により、開発資⾦の調達⼿法を多様化させ、優良なColiving施設を1⽇も早く皆様にお届けするよう努めてまいります」としている。
報道発表によれば、提携における取り組みの第1弾として、東京都のTRASTA社から福岡市の「THE LIFE HOSTEL & BAR LOUNGE」に関する事業の譲渡を受けたという。この施設は「KabuKの九州における旗艦店」の一つとして位置付けられる見込みで、来年2月のリニューアルオープンを目指しているようだ。