日本にとっては東京オリンピックが一大イベントとなる2020年が始まった。
多くの外国人が日本を訪れ、エリアによっては「民泊バブル」の到来が予想される。一部自治体が実施する「イベントホームステイ(旧称:イベント民泊)」がどこまで活用されるかにも注目が集まる。
2020年は民泊仲介世界最大手Airbnb(エアビーアンドビー)のIPO(新規株式公開)が予定されていることにも注目だ。同社は昨年9月に2020年にIPOを実施する計画を明らかにしている。
そのAirbnbに関しては、2019年後半にボストンで数千件規模の未登録民泊を削除したことが報じられている。こうした動きはIPOに向けたコンプライアンス(法令遵守)の強化の一環だと考えられる。
調査会社の米CBインサイツによれば、Airbnbの企業価値は350億ドル(約3兆8000億円)に上り、ユニコーンを超える「デカコーン企業」(企業価値100億ドル以上の非上場企業)となっている。
民泊大学は2020年も引き続き民泊・宿泊関連の注目ニュースを配信していきます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。