豪州の森林火災、Airbnbとホストが無料民泊プログラム 被災者や救護隊員などが対象

オーストラリアで発生中の森林火災の被害が深刻化している。そんな中、民泊仲介世界最大手の米Airbnb(エアビーアンドビー)が、ホスト有志が宿泊施設を一時的に無償で提供できるプログラム「OpenHomes(オープンホーム)」を始めている。

以下のページは無償提供されているリスティングを検索するためのページだ。被災者や避難者のほか、森林火災の消火や救出などに当たる隊員なども利用することができ、対象期間は1月16日までとなっている。

Airbnb Open Homes – Bushfire – New South Wales
https://www.airbnb.com.au/openhomes/disaster-relief/bushfire-new-south-wales-2020-01Airbnbの公式サイトによると、過去に実施したオープンホームのプログラムで受け入れられたゲスト数は3万人を超えており、難民の一時避難施設や今回のような災害支援の一環として取り組まれているという。

過去には日本で2016年に発生した熊本地震や2018年のキラウエア火山噴火でも、オープンホームプログラムが実施されている。

【a】Airbnb ホスト募集プロモーション

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