訪日観光客の中で最も宿泊にお金を使う人はどこの国籍の人だろうか。民泊大学は観光庁がこのほど発表した2019年暦年版の「訪日外国人消費動向調査(速報)」の数字を使い、国籍・地域別の1日平均宿泊費を独自に割り出してみた。
1日平均宿泊費は、その国籍・地域の人が1回の旅行で使う宿泊費の総額を平均泊数で割って計算した。数式にすると「宿泊費総額 ÷ 平均泊数 = 1日の平均宿泊費」という形だ。
その結果、1日の平均宿泊費が最も高かったのがシンガポールで8634円となり、イギリスが8614円、オーストラリアが7828円、香港が7487円、アメリカが6925円と続いた。全国籍・地域の平均は5387円。平均所得が高めの国の人の方が1日の平均宿泊費も高い傾向にある。
以下がその全ての数字だ。ちなみにこの「訪日外国人消費動向調査(速報)」の結果は「https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001323869.pdf」から閲覧できる。