五輪ホームステイ、「Airbnb×自治体」本格始動!千葉市や和光市と連携

国際オリンピック委員会(IOC)とパートナー契約を結ぶ民泊仲介世界最大手のAirbnbが、東京オリンピック開催中のイベントホームステイ(旧称:イベント民泊)の実施に向け、日本の地方自治体との連携について相次いで発表している。

1月22日には競技会場となる「幕張メッセ」がある千葉市との連携を発表し、1月28日には射撃競技の開催場所となる埼玉県和光市との取り組みについても明らかにしている。今後も続々と競技が行われる自治体との連携について発表があるかもしれない。

イベントホームステイでは一定要件を満たせば、旅館業や住宅宿泊(民泊)事業の登録や届出がない住宅でもゲストを受け入れることができる。ホームシェアホストの募集はいずれも4月30日までで、両市のホームページなどではホームシェアホストに求められる要件などが説明されている。

千葉市では、オリンピック開催前にホストが実践機会を得られるよう、4月と5月に開催される大型イベントでもホームシェアを実施するようだ。千葉市によると、五輪開催中の宿泊者数の目標は「1000人泊」。詳細は千葉市のページ「ホームシェアホストを募集します(東京2020大会)」から確認できる。

射撃競技が行われる和光市との連携でもホストに対する支援などを行う。詳しくは和光市のページ「和光市|イベントホームステイ(イベント民泊)」から確認できる。

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