民泊施設×日本産工芸品!海外富裕層向け民泊施設「シブヤド」に展示

東京都渋谷区にある海外富裕層向け民泊施設「シブヤド」に日本産工芸品を展示し、キャッシュレス決済でゲストが購入可能な取り組みが始まった。購入して持ち帰れない場合は海外への配送にも対応しているという。

取り組みを行うのは、外国人富裕層などが訪れるサービス店舗とのネットワークを有する株式会社Catalu JAPAN(東京都千代田区/代表取締役:吉本正)と、JTBとJCBの合弁会社である株式会社J&J事業創造(本社:東京都港区/代表取締役社長:百瀬裕一)だ。

報道発表では民泊施設について「訪日外国人旅行者との接点が豊富という特色があります」と分析した上で、「宿泊代金以外の収益機会を最大限に活用できていないという課題がありました」と指摘。そこで、民泊施設を訪日旅行者が日本の工芸品と出会う場にし、工芸品の魅力を伝えていくことに力を入れていくという。

両社は「さらに多くの民泊施設や飲食店等での展示・体験・販売場所の提供を目指す」としており、民泊のほか、ホテルや旅館でも同様の取り組みを展開していくことに意欲を示している。