アゴダ、4月10日以降にあった宿泊予約「通常のキャンセルポリシーで」 民泊最大手Airbnbは? 新型コロナ

米ブッキング・ホールディングス傘下の宿泊予約サイト「アゴダ(Agoda)」はこのほど、4月10日以降にあった予約に関しては「全て、キャンセル料免除の対象外となります」と説明するメールを、宿泊施設パートナー向けに送付した。

アゴダ側は「現在では既にお客様は、適切な渡航制限および宿泊施設の予約に伴うリスクについて十分に認識されていることと存じます」とした上で、4月10日以降の予約については「全てのキャンセルまたは変更リクエストは、貴施設が設定したキャンセルポリシーに依ります」としている。

決定した理由としては「今後も貴施設に予約を維持していただくため、当決定に至りました」としている。

ちなみにBooking.comのキャンセルポリシーについては、公式サイトに以下のような説明がある。

Q:新型コロナウイルスに関するキャンセルポリシーを教えてください。
 新型コロナウイルス流行の影響により、キャンセルを行える場合があります。ただし目的地や予約を行った日、出発日、到着日、お客様の出生国、ご旅行の目的など、複数の事項により可否が異なりますのでご了承ください。

Q:なぜBooking.comの一般的なポリシーは新型コロナウイルスによって変更されないのですか?
 新型コロナウイルスの影響によるキャンセルが承認されるかどうかは、お客様の旅行先や出生国、到着日、ご旅行の目的など複数の要素によって異なります。

■米Airbnbは「3月15日以降」に確定したご予約は通常通り

ちなみに民泊仲介世界最大手の米Airbnbは、キャンセルに関する「新型コロナウイルス(COVID-19)に関連する酌量すべき事情ポリシー」の適用対象は、「2020年3月14日以前に確定し、3月14日から5月31日にチェックインが予定されていた宿泊施設のご予約」としている。

つまり「3月15日以降」に確定したご予約については、通常どおりホストのキャンセルポリシーが適用されるという形になっている。詳しくは以下も参照。

▼新型コロナウイルス(COVID-19)に関連する酌量すべき事情ポリシー
https://www.airbnb.jp/help/article/2701/新型コロナウイルスcovid19に関連する酌量すべき事情ポリシー