新型コロナウイルスによる影響が広がる中、不動産業や宿泊業を展開する株式会社フェニックス(本社:東京都中野区)はこのほど、民泊・旅館ホテル営業の買取相談窓口「買取フェニックス」を開設したことを発表した。
フェニックス社は中古マンション買取再販や内装リフォーム業などの不動産業で40年の実績があり、2018年7月からは宿泊事業を展開している。そんな中、今年に入ってから宿泊事業について「経営が立ち行かない、事業を売却したい」などの声が寄せられ、買取相談窓口のサービスを開始することを決めたという。
同窓口では、民泊・旅館ホテル営業からの撤退を考えているオーナーなどに対し、事業の売却や経営の運営譲渡などに関連する支援を提供する。窓口のURLは「https://www.phoenix-give.com/2」となっている。
同社は報道発表で「2020年東京オリンピックを見据え、物件を仕込んでいたが、方針変更を検討の方の民泊、旅館ホテル営業の事業者様の物件を査定し、買取致します」とし、担当者は「対象は全国で、年内に100軒の買取を目指す」と話している。