Airbnb CEO「約80キロ以内の旅行が増加」 Withコロナ下の民泊トレンドを説明

「規模の縮小の判断について、いままでで下した判断の中では一番苦しいものでした」——。民泊仲介世界最大手Airbnbのブライアン・チェスキーCEO(最高経営責任者)。5月13日のライブ配信でまずこう語った上で、ホストのビジネスの再構築に集中していくことを強調した。

その上でチェスキーCEOは最近のゲストのトレンドについて語り、「人々はもっと近くのところに旅をしたくなっている、という傾向があります。50マイル(約80キロ)以内の旅行が多くなっていく、ということです」とした上で、”ローカル”に注目することがポイントだと語った。

Airbnbによると、近場の宿泊施設の予約割合は13%から30%へと2倍以上になったという。

また、多くの失業者が出る中で旅行者がより手頃な選択肢を望むようになっており、1泊50ドル未満の低料金の宿泊施設の予約が伸びているという点についても語り、コストパフォーマンスを高めることが有効であるということも説明した。

そのほかゲストなどの声を分析した結果、ゲスト専用スペースや清潔さが今まで以上に望まれ、重要になるということも説明した。

チェスキーCEOのライブ配信動画は「https://www.airbnb.jp/resources/hosting-homes/a/may-13-its-time-to-start-looking-ahead-192」から閲覧できる。