4月の延べ宿泊者数、前年76.8%減の1079万泊 観光庁発表

観光庁は5月29日、宿泊旅行統計調査における今年4月の第1次速報を発表し、4月の延べ宿泊者数が前年同月比76.8%減の1079万泊だったと明らかにした。

日本人延べ宿泊者数は同71.1%減で、外国人延べ宿泊者数は同97.4%減。

延べ宿泊者数は今年2月から減り続けている。1月は4320万泊だったが、2月は3740万泊、3月は2390万、そして今回発表された4月は1079万泊。以下が延べ宿泊者数推移と延べ宿泊者数前年同月比の推移だ。

この調査では、施設タイプ別の客室稼働率も発表されている。

4月は全体の客室稼働率は前年同月比48.1ポイント減の16.6%で、「旅館」が同31.6ポイント減の7.8%、「リゾートホテル」が同51.6ポイント減の5.9%、「ビジネスホテル」が同53.7ポイント減の25.2%、「シティホテル」が同71.0ポイント減の11.8%、「簡易宿所」が同25.2ポイント減の7.6%だった。

最も客室稼働率が低かったのが「リゾートホテル」、最も下げ幅が大きかったのが「シティホテル」という形だ。