民泊の届出住宅数、2カ月連続減 20,766件に

住宅宿泊事業(民泊事業)の6月11日時点における届出住宅数(届出件数 − 事業廃止件数)が、2カ月連続減となる20,766件となった。観光庁が6月18日までに発表した。

以下がその推移のグラフとなっている。4月10日時点の21,385件をピークに、5月11日時点が21,176件、そして今回発表の6月11日時点が20,766件となっている。

■今年2〜3月の宿泊実績は!?

6月11日時点の数字とは別に、事業者からの定期報告を基に集計した今年2〜3月の宿泊実績も発表されている。

宿泊者数は前回実績(12〜1月)比42.3%減となる175,485人で、延べ宿泊者数も同47.9%減の421,568人と、新型コロナウイルスの影響を受け、大幅に落ち込んでいる。以下が推移のグラフとなっている。

延べ宿泊者数の上位3都道府県は「東京都」(165,415人泊)、「北海道」(79,993人泊)、「福岡県」(23.835人泊)の順。

届出住宅あたりの延べ宿泊者数では、都道府県別で「新潟県」が45.1人泊で最多だった。その後、「岐阜県」が37.2人泊、「愛知県」が35.7人泊と続く。

詳しくは以下のページから確認できる。

▼住宅宿泊事業法の施行状況
https://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/business/host/construction_situation.html