民泊最大手Airbnbが「Go Near」キャンペーン 自治体などと組み、近場の旅行を提案

民泊仲介世界最大手の米Airbnbはこのほど、旅行を通じた地域経済の支援策として「『Go Near – 身近にある、特別な旅』キャンペーン」を実施すると発表した。

世界中の地域コミュニティとパートナーシップを組んで取り組む形で、具体的には、マーケティングキャンペーンなどの実施や知見の共有のほか、それぞれの組織の活動の回復に向けてAirbnbプラットフォームを活用できるよう支援するという。

また、アプリとホームページを更新し、ゲストが身近で新しい体験を発見できるように、近場の旅行を提案するともしている。既にパートナーシップを組んだ組織としては以下が含まれるとしている。

  • アメリカ合衆国国立公園基金
  • ディスカバー・プエルトリコ
  • フロリダ州政府観光局
  • ノースカロライナ州政府観光局
  • ドバイ政府観光・商務局
  • デンマーク観光局
  • フランス地方市長協会
  • 韓国、河東郡
  • 浙江省観光局
  • 桂林市観光局
  • ブラジル、サンパウロ州
  • バミューダ観光局
  • バハマ観光局
  • 南アフリカ クワズール・ナタール州観光局
  • 南アフリカ ウェスグロ

Airbnbは現在さらにパートナーシップを広げるため、「Airbnbのパートナーシップ専用ページ」を立ち上げている。対象はDMO(観光地経営組織)や観光関連の法人・団体だ。