JR西日本、定額住み放題サービスのKabuK Style社と業務提携 新幹線などが割安になる実証実験

定額住み放題サービス「HafH(ハフ)」を提供する株式会社KabuK Style(代表取締役:砂⽥憲治/⼤瀬良亮)は7月10日までに、西日本旅客鉄道(JR西日本)とJR西日本イノベーションズと業務提携し、「JR西日本×住まいのサブスク」の実証実験の参加者の募集をスタートした。

この取り組みは、関係人口市場の拡大とJR西日本エリアの活性化を目的としたもの。定額住み放題会員が新幹線や特急を割安に利用できるようになり、仕事を休暇を両立させる「ワーケーション」を提案していくという。

実証実験の実施期間は9月1日〜11月30日で、参加者の募集期間は10月10日まで。対象者はHafH利用者で、抽選で90人が参加できるという。

KabuK Style社は「実証実験により、利用動向等のデータ蓄積及び検証を重ね、住まいのサブスクサービスを移動も含めたサブスクサービスへと発展させていきます」とした上で、「今後も国内外を問わず、様々な交通事業者様とも連携し、社会インフラのアップデートに取り組んでまいります」とコメントしている。

コーポレートベンチャーキャピタル機能を有するJR西日本イノベーションズはKabuK Styleに出資しており、「誰もが『旅も、仕事も、お気に入りの場所で』できるような、新しいライフスタイルを提案し、西日本各エリアの地域活性化、そして誰もが『なんども訪れたくなるまち、沿線づくり』に引き続き取り組んでまいります」としている。