宿泊予約管理プラットフォーム「ONDA wave」、年末まで無料で提供中 コロナ問題で宿泊施設支援

宿泊予約管理プラットフォーム「ONDAwave」

株式会社S&G Corporation(本社:東京都新宿区)は、宿泊予約管理プラットフォーム「ONDA wave」を2020年末まで無料で提供中だ。

ONDA waveは中小型宿泊事業主者の宿泊管理を支援するプラットフォームで、日々の管理業務の効率化や自動化、省人化に寄与する。無料提供は、新型コロナウイルス問題の影響を受けた宿泊事業者の支援を目的としたものだ。

現在ONDA waveでは「PMS(予約管理システム)」「チャネルマネージャー」の機能が提供されており、さらに総合販売代行「Distributor」と予約エンジン「Booking Engine」と決済システム「ONDA Pay」という3機能が今年秋に追加でリリース予定となっている。

これらの5つの機能については、それぞれ以下のように説明されている。

PMS(予約管理システム)
予約やお問合わせ、宿泊者情報、決済情報、料金・在庫が一括で管理ができ、見やすいインターフェイスですぐに確認できます。部屋単位、ベット単位での管理もできます。予約や宿泊傾向の情報は自動に集計されレポートが作成されます。

チャネルマネージャー
世界の代表的な予約サイトとリアルタイムに在庫、料金、予約を同期することで横断的な空室管理が可能となり、重複予約を削減します。さらに、同期できるチャンネル数を増やすとともに、進化したチャネルマネージャーとしてコンテンツ、プロモーション、口コミ、ゲストとのコミュニケーションなど全般をコンロールできる機能もリリース予定です。Airbnb、Booking.com、Agoda、Expediaと同期ができます。

Distributor(2020年秋リリース予定)
宿泊施設の写真と情報を登録するだけで国内外の50チャンネル以上にリアルタイムで在庫・空室の販売をすることができ、国内宿泊客やインバウンドの訪日客を獲得できます。※ご利用には販売手数料がかかります。

Booking Engine(2020年秋リリース予定)
作成に費用がかかる予約機能付きの自社ホームページを宿泊施設の写真や関連情報を登録することで自動的に作成することができます。より多くの予約を受けるために利用者が予約ルートを理解しやすいように構築されたデザインとなっております。

ONDA Pay( 2020年秋リリース予定)
インターネット上でクレジットカード決済ができ、事前に支払いを済ませることで、無断キャンセルの防止にもつながります。世界決済セキュリティ標準であるPCI/DSSを2019年6月に認証しており、より安全に安心して決済することができます。※ご利用には決済手数料がかかります。

ONDA wave利用は、公式サイト「https://ja.wave.onda.me/」から無料アカウント登録を経て、可能となる。S&G Corporation社はセルフチェックインを可能とする「Staybinder(ステイバインダー)」(https://staybinder.net/)も提供しており、ONDA waveと年内に連携予定だという。