民泊仲介世界最大手の米Airbnbは7月22日までに、国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)と提携し、オリンピック選手が「オンライン体験」のホストとなることにより、五輪の精神をオンラインで体験する機会を提供すると発表した。
東京2020大会の開会式が開催される予定だった7月24日から、5日間連続の「サマーフェスティバル」として実施される。本日の午後10時から予約受け付けがスタートする。
テニスの大坂なおみ選手やバスケットボールの八村塁選手など総勢100人以上のオリンピアンとパラリンピアンがホストとなるという。
オンライン体験を通じて発生した予約収益について、Airbnbは報道発表で「オリンピックやパラリンピック参加を目指すアスリートを含む体験ホストに貴重な収入機会を提供するため、ファンは東京2020大会に先立ち、選手らヒーローを支援することができます」としている。
今回のオンライン体験では、観客はAirbnbやオリンピックのYouTubeチャンネルで、選択したオンライン体験をライブもしくはリプレイで視聴することができるという。すでに専用ページとして「https://www.airbnb.jp/s/experiences/olympics-online」も立ち上がっており、ここから予約が可能だ。
料金は1人800〜4,800円程度(1〜1.5時間程度)となっており、各コンテンツページで参加する時間帯などを選んで予約する形となる。