銭湯が無人ホテルに!MASSIVE SAPPOROが札幌市内でプロデュース

北海道民泊大手の株式会社MASSIVE SAPPOROがこのほど、札幌市のすすきのに近いエリアにおいて、かつては銭湯として営業していた「山鼻温泉」(1964年開業)の建物を無人ホテルとしてプロデュースし、宿泊者の受け入れを開始したことを発表した。

同社は2018年12月から「無人オペレーション型ホテル」の運営を開始しており、今回の山鼻温泉のプロデュースもその一環。

建物は2階建てで部屋数は3室(旅館業許可2室、住宅宿泊事業1室)。銭湯のお風呂部分をホテル客室内に組み込み、貸切温泉付き無人ホテルとして開業したことのほか、感染症対策・非接触型チェックインシステムを導入し、安心安全な滞在に向けた配慮をしていることなどが特徴だ。

施設内には銭湯時代の軌跡をアーカイブしたギャラリースペースを設置したほか、訪日外国人などにも日本の銭湯文化を体験してもらえるよう、レトロで趣のある備品や設備をそのまま活かした内装にした。

MASSIVE SAPPOROは「これからも不動産プロデュース・企画を通して、各地域が新しい出発を遂げるきっかけづくりに積極的に携わって参ります」としている。