ゲストとのやり取り支援サービス「AirXpress」、楽天トラベルなどの国内系予約サイト対応を標準化

民泊ゲストなどと宿泊施設側とのやり取りを支援するサービス「AirXpress」を展開するSpaciaNetは7月27日、日本人受け入れを強化したい宿泊施設が増えていることを受け、楽天トラベルやじゃらんなどの国内系予約サイト対応を標準サービス化したと発表した。

同社は2015年から、外国人ゲストとのコミュニケーションを支援するサービスを、民泊ホストや宿泊施設の事業者向けに提供してきた。このサービスでは同社のマルチリンガルスタッフが活躍しており、施設側とゲストの橋渡し役的な存在を果たしてきた。

日本国内ではいま、インバウンド客が減る一方でGo Toトラベルキャンペーンが始まり、日本人宿泊客の受け入れを強化する宿泊施設が増えている。こうした状況を受け、同社は今回、日本人宿泊客と宿泊施設側のやり取りに対する支援を強化した形だ。

楽天トラベルやじゃらんなどでの対応を標準サービス化したことで、AirXpress対応の予約サイトは「Airbnb」「楽天トラベル」「AsiaYo!」「Expedia」「HomeAway」「agoda」「Booking.com」「じゃらん」「Vacation STAY」などとなった。

報道発表によれば、同社は今回の発表に合わせ、AirXpressを新規契約した宿泊事業者向けに半額キャンペーンを実施する。2020年8月末を申込期限とし、「新規ご契約の場合」「6ヶ月分のサービス料を契約時に前払いする場合」の2つがキャンペーンの対象条件となる。

通常は1部屋あたりの月額料金が「5物件未満」で2万円だが、半額キャンペーンによって1万円となる。「5物件以上」の場合は8,000円となる。