民泊仲介世界最大手の米Airbnb(エアビーアンドビー)が、8月中に新規株式公開(IPO)を申請する計画を立てているようだ。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じている。
WSJは複数の関係者からの話として、AirbnbのIPOの計画について報じている。申請後、2020年内に上場を実現させる用意をしているようだ。
Airbnbの上場時期については以前、ブライアン・チェスキー最高経営責任者(CEO)が2019年内と発言していたが、申請が2020年に見送られていた。ただ宿泊業界は新型コロナウイルスの影響をもろ受けており、市場環境が厳しい中での上場申請となりそうだ。
民間調査会社の米CBインサイツによると、Airbnbの時価総額は180億ドル(約1兆9,000億円)で、ユニコーン(時価総額が10億ドル以上の非上場企業)としては世界で6番目に位置している。