民泊仲介世界最大手の米Airbnb(エアビーアンドビー)は8月17日、損害保険ジャパンとともに提供している「日本ホスト保険」について、内容などを拡充したことを発表した。
日本ホスト保険は、住宅宿泊事業に起因する賠償事故を補償するというホスト向けの保険。Airbnbと損保ジャパンが2017年12月に包括業務提携を結び、2018年7月から提供されているものだ。
今回の拡充内容としては、これまでは「ゲストによるホストの財物の損壊」についてはゲストによる保険請求手続きが必要だったが、ホストで保険請求が完結することになったなどが挙げられる。Airbnbは報道発表において「ホストからの保険金請求を円滑に行うことができる」旨を説明している。

報道発表によれば、今回の保険プログラムの開発においては、保険仲介とリスクマネジメントの世界的リーディングカンパニーである米マーシュ(Marsh)の協力を得たという。