観光庁の観光資源課は8月31日、2020年度の「観光振興事業費補助金(城泊・寺泊による歴史的観光資源の活用)」の採択事業を公表した。
城泊では「大洲城キャッスルステイ協議会」の「大洲城キャッスルステイ新コンテンツ造成事業」(愛媛県大洲市)など2件、寺泊では「おおま宿坊・普賢院」の「宿坊事業及び訪日外国人向け禅に関わる体験事業」(青森県大間町)など8件の採択があった。
以下が採択事業の一覧だ。「令和2年度 観光振興事業費補助金(城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業)における採択事業の公表」からも確認できる。
この事業は、城泊と寺泊のインバウンド化と体験コンテンツ造成を支援するというもの。今年5月26日〜6月30日にかけて観光地域づくり法人(DMO)や民間事業者、地方公共団体を対象に、支援希望者を公募していた。
対象経費の補助率は2分の1で、城泊では1件あたり上限が750万円、寺泊では上限が780万円とされている。