観光庁はこのほど、民泊事業者からの申告に基づく2020年6〜7月の民泊実績を公表した。延べ宿泊者数は前回調査(4〜5月)比で33%増の157,212人泊となった。
1年前と比べると宿泊者数の規模は6分の1と依然として厳しいが、新型コロナウイルスで減少が深刻化し始めてから、初の回復となった形だ。
以下が観光庁が公表した宿泊実績の推移となっている。

届出住宅あたりの延べ宿泊者数は8.9人泊で、前回調査の6.6人泊から+2.3人泊となっている。これら数字は2カ月間あたりの数字なので、1カ月あたりに換算すると、6〜7月は「4.45人泊/月」となった形となっている。
都道府県別で届出住宅あたりの延べ宿泊者数がもっとも多かったのは、和歌山県で15.4人泊/月で、静岡が14.4人泊/月、鳥取県が10.1人泊/月だった。