逆転現象!民泊の平均日数、鳥取が首位に インバウンドが弱かった地域、ランキング上位に

観光庁が9月11日に発表した6〜7月の民泊実績を紐解いていくと、1つの傾向が見えてくる。新型コロナウイルスの影響は民泊業界にも例外なく出ているが、インバウンドが弱かった地域は影響が少なめだという点だ。

都道府県別の届出住宅あたりの宿泊日数(2カ月あたり)で、6〜7月は「鳥取県」が9.2日で首位となった。鳥取県はビフォーコロナの2019年10〜11月は10.4日で、47都道府県で28位と上位ではなかったが、コロナ禍で一気にトップに踊り出た形だ。逆転現象と言える。

以下、届出住宅あたりの宿泊日数(2カ月あたり)で全国平均と鳥取県の推移を比べると、新型コロナウイルスの鳥取県への影響が全国平均より少なめであることが分かる。

<全国平均>
16.9日:2019年10〜11月
14.5日:2019年12月〜2020年1月
8.6日:2020年2〜3月
3.6日:2020年4〜5月
4.1日:2020年6〜7月

<鳥取県>
10.4日:2019年10〜11月
7.5日:2019年12月〜2020年1月
5.7日:2020年2〜3月
5.2日:2020年4〜5月
9.2日:2020年6〜7月

ちなみに都道府県別の届出住宅あたりの宿泊日数(2カ月あたり)で、6〜7月の2位は岡山県で8.0日、3位は和歌山県で7.9日となっており、いずれも鳥取県と同様に、インバウンドに強かった地域よりも影響が少なめとなっている。

しかも以下の表を見ていただけると分かるが、鳥取県と岡山県、和歌山県はいずれも宿泊実績が前年同期を上回る形となっている。民泊物件の増加がほかの地域より著しかった可能性なども考えられるが、特筆すべき点と言えそうだ。

出典:観光庁