民泊最大手Airbnb、フライト遅延を無料キャンセルの対象外に 新たなキャンセルポリシー、来年1月20日から適用

民泊最大手の米Airbnbは、「滞在のチェックイン日」と「体験の実施日」が2021年1月20日以降の予約に対し、新たなキャンセルポリシーを適用する(Luxeの予約は対象外)。

フライトの遅延や運行中止などの「個々に発生する予期せぬ事情」や「暴風雨など、発生を予測できる季節ごとの気象・自然現象」によるゲストからのキャンセルは、「酌量すべき事情ポリシー」の対象外となる。

つまり、例えば一般的なフライトの遅延などが起きた場合、ゲストはキャンセルによる返金を受けることができなくなる。今まではこうした事情に当てはまる場合は、ゲストはキャンセルしても返金を受けることができた。

一方でAirbnbは「自然災害や同様の大規模な事情が発生した際には、ゲストは引き続き返金を伴うキャンセルが可能です」としている。

今回のキャンセルポリシーの変更により、これまで返金されてきた多くのキャンセル案件が無料キャンセルの対象外となる。一方でAirbnb側はゲストに「旅行保険」への加入を提案することで、予期せぬ事情に対する不安を軽減できるようにするようだ。

▼Airbnbの酌量すべき事情ポリシーの今後の改定について
https://www.airbnb.jp/resources/hosting-homes/a/upcoming-changes-to-our-extenuating-circumstances-policy-265