Keeyls、民泊事業で豊島区の条例に適合した有人チェックインスキーム エアトリステイに提供

民泊事業における宿泊者名簿の記載や鍵の受渡しが「有人による対応」であることが求められている東京都豊島区において、コンビニを利用した有人チェックインスキームがスタートした。

鍵の受け渡しの自動管理システムを開発・提供する「KEY STATION」を展開中のKeeyls株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:大貫功二)が、Airbnb Japanの公式パートナーである株式会社エアトリステイ(本社:東京都港区/代表取締役社長:澤畑勝章)の運営施設に対し、コンビニを利用した対面本人確認・チェックインシステムを導入するというものだ。

日本では改正旅館業法と住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行により、ICT技術を利用したフロントの無人化が実質的に認められた。一方、自治体によっては有人管理が今も求められている。Keeyls社によれば、その自治体の1つが豊島区だという。

そのためKeeyls社は、豊島区の条例に適合したチェックイン方法として今回のスキームを提供した形だ。すでに池袋保健所の許可を得たチェックイン方法だという。チェックインの流れとしては、以下のように説明されている。

  • WEBで宿泊予約
  • 予約確認メールをもとにコンビニに設置されたKEY STATION(I C Tチェックイン機)にてチェックインし、鍵を入手
  • 取り出した鍵に付いたバーコード用紙をレジに提示
  • 店員がゲストと対面で確認しバーコードと引換えにドリンクを贈呈