Afterコロナ・・・「近場」のトレンド継続!?「安全」がポイントに!?Booking.comのトレンド調査(後半)

昨日の記事「Afterコロナ・・・旅行欲求が大爆発!?コスパをより意識!?Booking.comのトレンド調査(前半)」では、Booking.comが発表した2021年度以降の旅行トレンドから、「1. 旅への強い欲求の高まり」「2. さらなる『価値提供』の重要性の増加」について解説した。

以下がBooking.comが予測した9点で、今日の記事では3〜9の中からピックアップしていくつかの項目に触れていきたい。

1. 旅への強い欲求の高まり
2. さらなる「価値提供」の重要性の増加
3. 遠方よりも、親しみのあるマイクロツーリズムの需要増加
4. 検索による「理想の旅」を追求
5. 「安全」が大きなポイントに
6. 旅行での「サステイナブル」な意識の高まり
7. 「ワーケーション」需要が増加の傾向に
8. 自然を堪能する「シンプルな旅」の魅力を再発見
9. 安心・手軽な旅行体験のためのテクノロジー利用が加速

「3. 遠方よりも、親しみのあるマイクロツーリズムの需要増加」は、現在のマイクロツーリズムのトレンドがAfterコロナも続くという分析だ。旅行者の38%が「長期的(1年以上後)にもしばらくは国内で旅行する予定である」と回答しているという。

「5. 『安全』が大きなポイントに」は、コロナ禍によって安全への意識が高まったというものだ。特に宿泊施設や交通機関などが感染症対策をしているかどうかは旅行者にとって重要なポイントとなり、「どのような健康・衛生に関するポリシーを実施しているかを明記していない限り、宿泊施設は予約しない」と回答している人は70%に上るという。

そのほか2021年以降は、「7. 『ワーケーション』需要が増加の傾向に」「8. 自然を堪能する『シンプルな旅』の魅力を再発見」などといったトレンドになると予測されているという。

昨日と今日の2日間にわたって紹介したBooking.comの未来の旅行トレンド予測は、全文を「https://news.booking.com/future-of-travel-lead/」から閲覧できる。関心がある人はぜひ目を通してみてはいかがだろうか。