【空き家×ビルオーナー×民泊ホスト】イベントに参加しました!

主催: AKIYA STOCK

題名:【空き家×ビルオーナー×民泊ホスト】最前線の運営者に聞く!!成功するための不動産運営・投資!!

場所: SHUKATSU CAFE(新宿区)

日時: 78日(土) 1930分~2230


昨今、注目されている空き家の活用と民泊が融合したイベントが開催されました。
来年の住宅宿泊宿泊法(民泊新法)の施行を控え、今後の民泊業界の動向が注目されている中で多くの方々が集まり、会場は超満員となりました。

冒頭に主催者であり、当日のモデレーターを務められた、建築士のoffice OTA.代表 大田聡さんよりご挨拶がありました。
当イベントの狙いとしては参加者の交流と参加者のデータをストックし、相性のいい参加者同士をマッチングさせることで、空き家の活用を促し、空き家を減らしていきたいとのことでした。

弦本卓也さん /弦本ビル

弦本さんは会社員としてお勤めの傍らで、副業として様々なビジネスを展開しています。
2015年に当時27歳という若さで、千代田区にあった築36年の5階建の中古ビル1棟を購入し、弦本ビルと名付けました。
もともとそのビルは1階に飲食店、2〜5階はビルオーナーであるご年配のご家族が住んでいました。
弦本さんは購入時にテナントは特に決めていなかったのですが、入居者を求め多くの方々にお声かけ、引き渡しから一週間で満室に。

2年間経過した現在、弦本ビルの1階は飲食店、2階は会員30人を超えるコワーキングスペース兼イベントスペース(TOKYO PRODUCERS HOUSE)、3階はベンチャー企業のオフィス、4階と5階はシェアハウスというような活用をしており、業界のメディアや新聞社に取り上げられるなど素晴らしい功績を遂げられています。
投資家から当初購入額を5000万円も上回る金額で購入のオファーがあったというほど、空き家から大きな価値を創出することに成功した例となりました。
弦本さんは、弦本ビルを「若手が集まり自分がやりたいことを実現する場の創造」が目的ということで運営されています。
空き家の活用は手段であって、場所にどれだけ付加価値をつけられるかが大事であるということをご自身のケースを用いて力説されていました。

後半は実際に民泊ホストをしているが運用スタイルの異なる、タケポンさんとネモティさんのお二人を迎えて、それぞれ運用モデルを例に話が進められました。
タケポンさんは企業に勤めながら、友人と都内の民泊を運営する民泊ホストで、ゲストとのメッセージのやりとりから清掃まで一貫してご自身で行っており、その際に必要とされるノウハウやコツが中心に話があり、ゲストとのコミュニケーションを楽しむことがポイントとなるとのことでした。

一方でネモティさんはマンション経営を行う傍ら、都内で2件、地方で2件の計4件もの民泊を運営するホストです。都内に住んでいながら地方の遠隔地物件を運用代行会社を利用して高稼働率を維持するノウハウや、Airbnbやその他プラットフォームの活用法、運用代行会社の選定方法などについてお話しがありました。
地方の運用に関しては、福岡であれば近年アジアからクルーズ船の寄港数の増加から訪日客による民泊の需要増が見込まれているという点、また中心部にも関わらず家賃が東京と比較して安くで物件を借りることができるという点が利益をあげるコツとのことでした。
また全てに共通して言えることは立地条件の良い駅近くの物件を取得することが重要とのことでした。

参加者の特徴としては民泊に興味を持っていて今から始めたいという方々が多く見受けられ、積極的に質問をされていました。
中には東京以外の郊外に空き家を持っているのでなんとか民泊を有効活用して固定資産税の対策にでもできればという思いの参加者もいました。

参加者:会社員男性の感想
「この夏に空き家を使って簡易宿所を取得して民泊をしようと思っていたところに、このイベントが開催されたので参加しました。それぞれ実際に経験されている方々から直接話を聞くことができたので大変勉強になりました。」

主催者コメント
「正直これだけたくさんの方にいらして頂けるとは思っていませんでした。 そして、改めて民泊に興味がある方が多いのだと実感しました。 会場にいらした方の中に、栃木にある部屋を外国の方にお貸ししたら、観光地である日光が近いこともあり、とても満足して頂けたという実体験をお話して下さった方がいらっしゃいました。 民泊は東京だけではなく、地方の観光を盛り上げる可能性を秘めていると思いました。 イベントのテーマである「空き家」は現在820万戸(住宅全体の13.5%)もあります。 これだけの空き家を生み出してしまった一端には、今でも建て替えを促進するような国の政策に原因があると考えています。 余っている住宅、増えているインバウンド、このような背景を踏まえ、特区民泊のような規制緩和をたくさん打ち出して、民泊を盛り上げて欲しいと思います。」

〜次回イベントのご案内〜